教育

多文化コミュニケーション・基礎セミナー
~グローバルな時代の多文化共生と比較法政治政策~

多文化コミュニケーション日本語(留学生対象)の合同授業

この授業では、様々な異なる国や地域や文化や家庭環境の中で生まれ育ち教育を受けてきた違った価値観をもつ留学生や一般学生から構成されるクラスメイトたちとの日本語での意見交換やディスカッションというコミュニケーション的営為を通して、自らがあたりまえのものとして思いがちな観念や慣習ルールや善悪の価値観が実は無意識の中でこれまでの育った環境や文化の中で刷り込まれてきた産物であることを自発的に発見し自省していきます。

このクラスでの多文化コミュニケーション実践によって、他の文化や異質の価値観を有する者への寛容の精神を陶冶し、異なる文化や価値観を持つ人々が共生していくための柔軟で視野の広い国際的な資質を持った地球市民としての素養を涵養することが授業の主な教育目的です。

授業では、受講生を一般学生と留学生とからなる幾つかのグループに学部やジェンダー・バランスや出身国などの多様性に配慮して分けて、まずグループの中で日本語で意見交換やディスカッションをし、分担を決めて調べたり、短いプレゼンテーションを行ったり、クラス全体でディスカッションを行ったりします。グループは、何度かメンバーを組み直す予定です。

授業で議論するテーマやトピックは、受講生のバックグラウンドや興味関心を初回の授業で聞いたうえで最終的には、決めたいと考えていますが、おおむね以下のようなテーマやトピックを候補として考えています。

現代の大学生や若者の問題、恋愛や結婚のありかたの国際比較、就職差別や格差社会など平等やジェンダーにかかわる問題、校則やいじめなどの学校教育の問題、同性愛者の結婚などマイノリティーの権利、現代の差別や人権問題、代理出産や人工授精や体外受精などの生殖補助医療、安楽死や脳死・臓器移植、遺伝子差別などの現代医療にかかわる諸問題、自殺や犯罪などの現代日本社会の諸問題など。